大ボリュームで紹介してきました。dimo(ディモ)さん。
右:デザイナー竹中さん、真ん中:わたくし、左:営業:羽原さん。
お二人、実は来てくれてたんですね~( ´∀` )
ですので、今回の特集、締めの記事は。恒例の。。
『せっかくなんでいろいろ聞いてみました!!』
〖先に一言メモ〗
■dimo(ディモ)さんの母体である中塚被服さんについて↓
元々は1941年に設立して、戦時中は『備後第22被服』として軍服を縫っていたそうです。厳しい基準と品質が求められる軍服生産が、縫製技術の向上に繋がったそうです。
このバックボーンは凄いですよ。なんせ軍服ですからね。。審査、、厳しそ~~う。。
しかし、これが今のdimo(ディモ)さんの高品質にも繋がっているんでしょうね。
それでは早速。商品を見せてもらいながらのphotoから↓
dimo(ディモ)さんのオリジナルワッペンは、10枚~名入れ可能です。
『営業 羽原さんからのコメント』
☆昇華ワッペン
H30×W80mm 外枠黒オーバーロック始末、中は白。こちらの在庫は多少ありますので
データをいただければ型代掛からずに作成できます。
・ロットですが、基本的に10枚からの発注になります。
詳しくはお問い合わせくださいませ。
それでは早速いきましょう↓↓
■『え。やっていいんですか?』から始まりましたね(笑)
『僕自身、dimoの母体である中塚被服という作業服メーカーで10年くらい営業職してました。その後企画の人員が減ってしまったタイミングで企画にも携わる様になったんです。元々企画がやりたかったので、正直『え。やっていいんですか?』みたいな感じで入っていきましたね。(笑)』
『企画をやる様になってから、商品のものづくりを基礎から色々勉強しました。今も継続して勉強中です。
元々、中塚被服という会社はベーシックなthe作業服。というものづくりで企業様にユニフォームとしての卸売りを主な営業活動としていました。
自分が企画に携わるdimoは15年程前に開発を始めて、今までとはまた違った新しいユーザー様に支持して頂ける様になってきました。』
■フレンチワーク
『アイテムを見て頂くと、dimo(ディモ)はヨーロッパテイストの商品が多いんですが、テーマとしてはフレンチワーク。
歴史背景的には、アメリカ発祥のアイテムだったりするものも、どうやったらフレンチワークになるかな??なんて考えながら作ってみたりします。
こんなの出来たら面白い?カッコいい?そんな発想を大事にしているつもりです。なるべく自分が楽しんで作れるアイテムを。と思ってます。
その中でいい感じに出来たな。と思うものを社内で検討して、、リリースする。という感じです。』
■不変的な価値+自分の価値観
『今回のカタログの表紙で気づいて頂けてるかもしれませんがこれ世界的名盤のオマージュなんですよね↓
世代的にわかる人はわかってくれるかなぁ。と思ってます(笑)
時代とか世代って、それぞれに色んなトレンドってありますよね。
その中で次世代に残っていくものって、限られてきます。
残っていくものって。。何かしら惹き付けられるパワーがあるんだと思うんです。
それは目立ったモノでも、派手なモノでもなく、とてもシンプルなモノだったりもします。
僕はそんな価値観を大事にしたいなぁ。そんな作品を作っていきたいなぁ。と思うんです。
世代も問わずに。次世代にも残るような。。
その中でもう一つ大事に思ってるのは、
『自分が生きてきた中で、自分の中に残ってる価値観』
です。
自分の青春時代に影響を受けたりしたものや、自分自身が好きなもの。
音楽とかもそうですね。
ファッションも好き。音楽も好き。自分が良いと思う価値観を作品にも混ぜて行きたい。というか、混ざっちゃうんですよね。自然に(笑)
でも逆にそれが良いのかな?と思う事もあります。
そんな中で進んできたdimo(ディモ)が多くのユーザー様に支持して頂いてるのは、自分にとって、とても嬉しく。沢山のエネルギーを貰えてます。』
■『自分の着たい。』は『お客様の期待。』
『商品開発での拘りはやっぱり色々あります(笑)
基本は、『自分たちが着たいと思う服のイメージを、どうやって商品に落とし込むか』です。こんなのあったら良いなぁ。といのが商品開発のキッカケになります。
自分が着たいと思えないと人には勧めれませんからね。
『自分の着たい。』は『お客様の期待。』
これダジャレみたいですけど、真理かなぁとも思ってます。(笑)』
■良いものじゃないと2回目はないんですよね。
『dimo(ディモ)はワークウェアの業界としては珍しいスタイルだと思います。かなりアパレルとの親和性が高い。
ですので、珍しいから一回買ってみよう。というお客様も多いです。
きっかけはそんな事からでも、一度手に取って袖を通した時に、良いものだな。と思って頂ければ2回目に繋がります。
逆に言うと、1回目で良くなかったら2回目はないんですよね。僕自身もそういう買い物をしますしね。。皆さん正直です(笑)
2回目に繋がるユーザー様がどんどん増えて。。とても嬉しいです。』
■頑張ってる人を応援したい
『dimo(ディモ)は今の所は見えるところにブランドロゴをあまり出さない様にしてます。
それは、着てるユーザー様が主役。と思うからなんです。
後々、ロゴを求められる様な流れになったらまた変わるかもしれませんが(笑)
アパレルとしてファッションを楽しむ。という感じで着て頂くのも勿論嬉しいですし。
ユニフォームとして着て頂く場合に思う事は、、
その着る人自身が、お仕事だったり、研究や勉強だったり、何かを頑張ってるんですよね。
頑張ってる人の背中を押す。というか。その人自身がより輝いて。
自分の事を頑張れるような。そんなものづくりをしていきたいんです。
そう思ってもらえる為にも、僕らは自信を持って服作りをしてますから。』
■女性目線
『ワークウェアって、やっぱりハードなイメージがあります。男の仕事服。というか。それもそれでワークウェアの役割です。むしろ今まではこの役割しかなかったかもしれませんね。
dimo(ディモ)はそういった今までのイメージとは少し違ったスタイルも提案してます。勿論ハードな現場でも使って頂いてますが。
今まで何となくスーツ。何となく白衣。何となくエプロン。でも、、ホントはちょっと違うんだけどなぁ。。
そんなユーザー様に『dimo(ディモ)って良いね』と言ってもらえるような。
そこで、自分的に大事に思ってるのは、女性目線。なんです。
時代的に、女性がワークウェアを着てお仕事する。というのが増えてきたのもあるんですが、女性が着たいと思える。そんな作品。
女性の感性にリーチできるアイテム。それって男性が着てても洗練されててカッコいいと思うんです。むしろ女性からの評価も上がってくれるかもしれませんね(笑)
そ〜ゆ〜のも含めて楽しんで頂けたら。と思ってます。』
■常にアップデートを。。
『【日々勉強です】
もうこの言葉に尽きるんですが。。
元々「商品企画とかやりたいなぁ〜」とは思ってましたが、自分は営業職からキャリアをスタートしました。
勿論それはそれで、ユーザー様の生の声を聴く。という意味でとても大事な期間だったと思ってます。
でもデザイナーとして入社した訳ではないので、デザインの事は全然分かってないまま商品企画に携わって。。
正直、右も左も分からないまま。。みたいな感じでした。
ですので、自分自身の勉強は、今までで一番頑張ってやってきた気がします(笑)
中学生の娘がいるんですが、勉強嫌いなんですね。めんどくさい〜。。って感じで。
「お父は、今めちゃめちゃ勉強してるよ!!」って。
当時は全然してこなかった癖に偉そうに言ったりしてます(笑)
やっぱり、『やりたい。』って気持ちって、一番大事ですよね。やりたい事だから頑張れる。
『仕方なくやる事で、良いものは生まれにくい』
この歳になって改めて感じさせられてる事です。でもとっても大事な事。
だから自分が良いと思うものを形にしていきたい。
自分が良いと思うからこそ、人にも自身を持って勧めれる。
これからももっと勉強して、もっと良いものを作っていける様に。
やっぱり【日々勉強です】ね(笑)』
この他にも色々お話させて頂きました。(勿論書けない話もあったり無かったり(笑))今度(諸々が落ち着いたら)是非お酒でも飲みながら色々語り合いましょう( ´∀` )
前例のない道を進むというのは、期待と共に、不安も一緒にあります。
コンパスの無い状態で、自分の道を示してくれるのが、
『自分のやりたい。を信じる気持ち』
あ。やっぱりそうなんだな。と再認識させて頂きました。
ありがたや。ありがたや。。
羽原さん、竹中さん、改めてありがとうございます。今後とも何卒よろしくお願いします( ´∀` )
■著者の余談。。
今回の来社は、営業の羽原さんが「直接会って話をして欲しい」と思ってデザイナーの竹中さんを連れてきてくれたそうです。
結果そう思ってもらえたかどうかは分かりませんが(笑)
僕個人としてはとても有難い体験なんです。直接会って話す。というのは。
何でなのかなぁ?今思いつく言葉で言うと。。
『ライブ感が凄い。』
んん~太字にしてみてもイマイチ伝わった感がありませんね。。(笑)
何でしょう、生きてる感?(翻訳しただけ)
僕も家庭持ちの中年ですので。若い頃、独身時代に感じてたライブ感みたいなのはもう中々体験出来てません。
あの時は下手くそなりに色々と生きてる感あったなぁ~なんて。嫁ちゃんと晩酌してる時によく昔話をします。(ヤンチャ話ではないですよ、僕は文科系男子でしたので(笑))
今の自分に不満がある。とか、昔に戻りたい。とかとはまた違って。
ただ昔より生き方が丸くなってきたなぁ。というのは感じます。子供の存在が大きいんでしょうね。
人生の主人公は自分では無く子供達になった。
親になると~的な話でよく聞いてた言葉ですが、ホントにそうなんですよね。僕はもうアシスト役のキャラです。ドラクエで言う所の僧侶。FFで言う所の白魔導士。みたいな。(この場合、嫁ちゃんのキャラも僧侶、白魔導士な気も、、まさか我が家ってダブルで回復役キャラ?!子供達全員、戦士か武道家なの?!花形キャラ、、いいなぁ~~。。)
すみません脱線しました。。
まぁ、それぐらい自分の個を薄めてバランス重視でやりくりしてる感はあります。
■art of workwearの輪で繋がる皆さんも、同し様に色々な事情の中でやりくりしてると思うんですが。ライブ感があるんですよね。とっても。
生きてるぞ~。っていう。
若い時の、生きてるッス!!ハッハ!!お、俺!生き!生きてる!!ウホウホッ!
みたいな若干暑苦しい感じでは無くて。もっと落ち着いてる感じのライブ感。
家庭も大事にしながら。仕事も。趣味もきっとあるでしょうね。
独身時代の様に、全ての時間を自分だけに使える訳じゃないので、ちょっとづつの配分にはなりますが。それでも確かに感じるライブ感。
シンプルに言えば、、
『しっかりと人生を楽しんでる』
って事になるのかなぁ。しっかりと楽しむ。。うん。
しっかりと。ってのがミソですよね。この中には責任や覚悟も入ってます。
だからこそのライブ感。なのかもしれませんね。
このライブ感。にあてられて、僕も色んな事を感じたり。考えたり。やってみたり。
その影響で人生の捉え方も少しづつ変わってきてる様な。。
こんな事を感じれるのも大事な事だなぁ。なんて思ったり。
ホント。ありがたやありがたや。です。
しかし最近色々が良い巡りになってきてるのを実感できる様になってきました。。
頑張ろう。
少しずつ少しずつ。。自分のペースで。
それでは今回はこの辺で。
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村上ちひろ
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