今回特集させて頂きました。DIADORA UTILITY/DONKEL(ドンケル)さん。
左:Shoko、真ん中:渡部支店長さん、右:わたくし。
ファッション感度の高いユーザー様からの支持も強く。独自のスタイルは安全靴業界でも唯一無二のブランドになってますね。
それでは恒例の。。『せっかくなんでいろいろ聞いてみました!!』
渡部さんとは、僕が前職(アパレル)から転職した最初の頃からお世話になってますね。
勝手の分からない頃に、一緒に官公庁様に営業行ってもらったのも覚えてます。
商談終わりにコンビニの駐車場でコーヒー片手に営業のイロハを教えてもらったのも懐かしい思い出です。。(笑)
今や支店長さんです。流石!!
Instagramアカウント:@diadorautility_japan_official
今ではInstagramにタグ付けされてない日は無いんじゃないかというくらい。業界&ファッション感度の高いユーザー様からの支持を集める商品作り。
それでは早速いってみましょう↓ (過去の記事はこちら)
〖先に一言メモ〗
■DIADORA UTILITY/DONKEL(ドンケル)さん。。何と。。神戸の作業服屋 ムラカミでは、、
別注対応可能です( ´∀` )
ロット:1000足~
納期:デザイン完成後➡約5ヶ月
(詳しくはお問い合わせください)
【別注の試作例はこちら↓】
①まずは概算見積から。でご予算的にOKであれば、ユーザー様のご要望を何種かデザインに起こします。
例)企業のコーポレートカラーや、テーマカラー等を加えたいetc.
今回は車(レーシング)のデザインが良いかな。という事でこんな感じの案を↓
それでこの後にデザイン、カラーを絞って最終候補サンプル作成です。
で、実際に出来上がってきたサンプルがこちら↓
良い感じでしょ( ´∀` )他にもこんなデザインの時も↓
ロット:1000足~
納期:デザイン完成後➡約5ヶ月
オリジナルのディアドラ作ってみませんか??
詳しくはお問い合わせくださいませ。
お待たせしました。(CMでした(笑))それではいきましょう↓↓
■DIADORA UTILITY/DONKEL(ドンケル)
・1946年に「宝布靴工業(有)」で東京都足立区に設立
・1961年に安全靴の工場を新設
・1969年に「タカラシューズ(株)」に社名変更
日本工業規格表示工場の認可をうける
・1982年に「ドンケル(株)」に社名変更
・1995年にアディダス社と技術提携、日本で初めての
ブランド安全靴「ADIDAS Safety」アディダスセーフティを販売スタート
・1995年に「オートバックスレーシングチーム」と提携、ピットクルー等に
ADIDAS Safetyを提供
・1999年にレッドウィング社「WORXワークス」の販売スタート
・2000年に「DIADORA」社と技術提携
「DIADORA UTILITY」を販売スタート
■ドンケルとの出会い「体感出来る違い」への興味
私は新潟県出身でその当時、新潟市で自動車部品の営業をしていました。
その際、当時、北越営業所の所長と同行販促をしたことが入社したきっかけです。
実は自動車部品の前に大手スポーツ店で働いていたんですね。
学生時代にスキーや陸上をやっていて、当時から『体感出来る違い』に興味があった。と言いますか、、例えばスキーだと、板が変われば滑り心地や滑り方自体も変わっていく。
最近でもありますよね。陸上でスニーカーが変わってタイムが早くなった。水泳でも水着が変われば早くなった。等。
陸上学生当時は底が薄いスニーカーがスタンダードだったんです。
当時、初めてNIKEさんが、底のクッション部が全部Airのモデルを発売したんです。それを履いた時の衝撃は今でも忘れられません。
あの時の体感、体験が今の人生に繋がってる気もしますね。あ、勿論お金のない学生時代でしたので父親にお願いして何とか買ってもらったんですが(笑)
『体感出来る違い』の中でも特に履き物に興味が強かったのかもしれません。足から感じる履き心地やフィット感。使用した時のタイムやスコアの違い。等ですかね。。
ですので、私にとって、シューズメーカーで働くということについて魅力的でワクワクした事を今でも覚えています。
■画期的な事をする会社なんだなぁ
その当時、ドンケルでは「ADIDAS Safety」やオリジナルブランド「ダイナスティ」等のプロスニーカーと言われるスニーカータイプの安全靴をを発売してたんです。
「安全靴=革靴」というイメージしかなかったんですね。その頃って。
そのイメージを変えていく。しかもadidasさんとコラボして?!と思ってたら今度はレッドウィングさん?!とか。。
(貴重な当時の資料を持ってきてくれました↓↓)
(今でも欲しい人いるんじゃないかなぁ。。というadidasさんコラボの安全靴。。)
(嫌いな人いないでしょ。。レッドウイングさんコラボの安全靴。。)
実際に会社に入ってからも色んな驚きがありましたね。
■「おもしろい」仕事が多い
この会社に入社して約25年になりますが、営業人員は昔から10名弱なんですね。
ですから1人あたりの担当エリアも広くて。月に半分以上は出張していました(笑)
当時は北陸、中四国、中京地区の取引先がほとんど無かったんです。
ですので駐在という形で、北陸に4年住み、北陸から群馬、長野を担当しておりました。
「ゼロ」から開拓する。という事は社会人になってから好きだったこともあり、非常にやりがいのある地域だったなぁ。
と今でも色々思い出します。
開拓させて頂いた取引先様は今も倒産することなく、続いてらっしゃる会社様が多いです。それも嬉しい事ですね。
大阪支店に配属し、約15年ぐらいになりますが、営業職から管理職になり仕事の手法は変わってきました。ただし、開拓精神と古き良きスタイルは変えないといった昭和の営業スタイルは変えておりません。
<心がけている営業スタイル>
・常に謙虚に・損して徳取れ・能力以上のことはしない・小さい目標の積み重ねを大事にする
こんなの言うと余計に昭和感強調されますかね?笑。でも仕事をする上では令和の時代でも大事なキーワードかな。と思ってるんです。
■常に「新しいワクワク」を。
DIADORAは昨年で20周年を迎え、常に『新しいワクワク』を提供する安全靴ブランドとして多くのユーザー様に支持して頂いております。
昨今では各大手スポーツメーカー様もワークシューズ業界に進出されております。より群雄割拠な業界になっていますが。。(笑)
DIADORA商品のアピールポイントとしては他に無いデザインとスペックの二面性です。
まず、やはり安全靴としてのスペックとしては勿論ながら。
特色としては、ソールが5種類ある事(耐滑、耐油、耐摩耗等)。様々な現場で対応できるようにしている事が他社様と大きく違う所でしょうか。
【軽量。撥水。防水。脱着。耐久。】これが今まで弊社でモノづくりのテーマにしてた5キーワードです。
今はここに+【防汚】も加えて6キーワードでモノづくりしていく様にしています。
やはり安全靴というのは安全を保証してくれる事が1番の優先事項です。
その上で履き心地や使い勝手などのユーザビリティ。
そしてユーザー様の気持ちがワクワクするデザイン。ですよね。
以上の6キーワードを踏まえた上でどんなデザインにするのか。。
アッパーデザインについてはカジュアルなものから、デザイン性に特化したものなど、「DIADORAらしい」デザインを世に出していきます。
今、流行しているBOAシステム(ダイアル調整)搭載の商品は2014年に発売をし、当社が初めて市場に登場させております。
(今回特集させてもらったPIPIT SERIES⇧や)
(FINCH SERIES⇧等もBOAシステム(ダイアル調整)搭載の商品ですね)
こういった高機能商品をいち早く、市場に出す事を大切に。
今も日々『新しいワクワク』を提供できる様に皆頑張ってます。
■革製安全靴:新JIS規格(ISOに準じた規格)に
革製安全靴を作っているのは現在、日本で6メーカーです。
2021年春に革製安全靴:新JIS規格が施行されて、ISOに準じた規格になり、海外でも着用できるようになります。
平たく説明しますと、、先心の耐荷重が従来は1トンだったのが、2トンまで対応する規格が増えたよ。というのと、耐滑、耐油等の付加的性能の項目がより細かく分類される様になりましたよ。
という事です。
海外基準ではこれがスタンダードなんです。
で、メーカー側とユーザー様は何をするの??というと、
メーカー側:現行の商品も新たにカタログに記載する場合はその新規格に合わせて書きなさい&ユーザー様に説明しなさいね。
ユーザー様:各現場の作業環境、安全衛生に合った安全靴を選んでくださいね。
という事です。
これにょり安全性は、より高いレベルで確保される事になりますので、社員の方の安心や、企業コンプライアンス、そして対外的にも安心、安全を提供、表現できると思います。
先日、先心耐荷重2トンの安全靴を持ってみたんですが、、、単純に重いんですね。。
ど~したらいいかな?
アルミ軽合金は?
強度の高い樹脂を開発してみる?
どうすれば負担を軽減できるかな?
出来る限りユーザー様が使いやすいように。
でも、より安全・安心を提供できるモノづくり。
難しいですが、これが我々の仕事です。
■DIADORA UTILITY/DONKEL(ドンケル)のこれから。。
DIADORA UTILITY/DONKEL(ドンケル)では全国に代理店様がいますので、ユーザー様から集まった声。代理店様からの販売における声。が聞けます。
最近はご時世的にもリモートワークも増えていますし。営業の形式も変わってきました。
自分も気づけば管理職です。
でも本音は、現場に行きたいなぁ。なんて。
営業時代はユーザー様の工場に行かせてもらって、どんな現場で、どんな風に使っているのか?を良く見させてもらいました。
すると「ここを変えたらもっと使いやすくなるんじゃないか?」というのが出てくるんです。これも体感ですよね。行ってみて、見てみて、体感して分かる事。
時代、状況は常に変わって行きますから、それに合わせてDIADORA UTILITY/DONKEL(ドンケル)もアップデートしていく必要があります。
今時代的にはSNSとか、WEBマーケティングも以前より重要になってます。
そういった取り組みと共に、若手スタッフの育成等の企業レベルUP。
弊社の商品を評価頂く声として
「丈夫だよね。」
と良く言って頂くんです。
安全靴メーカーとしては何よりもの誉め言葉だなぁ。と思ってます。
DIADORA UTILITY/DONKEL(ドンケル)をまだ知らない人にも。
既に使って頂いてる多くのユーザー様にも
常に『新しいワクワク』を。
安全・安心を含めた『体感できるワクワク』を届けていきたいですね。
(他にもFINCH新作のオールブラック、オールホワイトや)
(アラミド繊維を使用した、PEACOCK-K 【ピーコック-K】アラミド繊維混生地は引張・引裂き強度に優れています。)
(ポップなカラーリングが良い新作のMALLARD(マラード))
(バッグもカワイイ( ´∀` ))
そしてタオル&ボールペン(非売品)も頂いちゃいました。
渡部さん。今回もありがとうございました。
また引き続きよろしくお願いします( ´∀` )
■著者の余談。。
渡部さんはオシャレなんですよね。もう50歳になりました(笑)と言ってましたが、出会った頃からオシャレさんです。センスがある人。だなぁ~と思います。
今回もジャケットはアイズフロンティアさんを着てらっしゃいました。アイズさんのJKにインナーはポロシャツ、でチノパンに勿論足元はDIADORA UTILITY。
普段のスタイルにワークウェアをホント上手に取り入れています。
これこそart of workwearのスタイリングなんですよね。
で、高機能。高品質。(そして低価格。)です。
こんな感じでもっとワークウェア、ワークアイテムが一般の人にも広まってもらえたらなぁ。
とか思って色々始めましたが、少しづつですが効果を感じてきています(嬉しい)
ワークウェアを普段のスタイリングの中に加える人。
というのは今時代的に、誠実さや物事の本質を見る目を持っている人。という印象を受けます。
ブランドや、イメージで選ぶのではなく、
価格も含めて、そのモノが良いか悪いか。
自分のライフスタイルに合っているかどうか。
そ~ゆ~本質的な部分を見る力がある。センスがある人。
最近、不況も相まってハイブランドがどんどん値上げしてます。
いわゆる消費者の2極化に対しての戦略です。
中途半端なポジションでは良いものだと思ってもらえない。ならば思い切って超高級ラインに振り切って富裕層をターゲットにしよう。という事なのかな?と感じます。
しかし個人的には、『ん~~それっていかがなものかな。。』とも思うんですよね。
勿論皆さん商売ですから、試行錯誤の結果だとは思うんですが。。
価格と実際の商品の乖離が激しいというか。。
ん~~これって無理あるんじゃないかなぁ~。。なんて。
ワークの業界はそ~ゆ~のが少ないです。皆さんギリギリで一生懸命です(笑)
その中で、良いものを作る。に一生懸命です。
皆さんもそんな人達の作ったアイテム(作品)。普段にも使ってみませんか?
高級なものには高級の良さがあります。それはそれで大事な楽しみ所です。
例えば、、高級時計をつけてて、高級車に乗ってても、パンツはワークウェアブランド。だってタフで使いやすくて。デザインも良いから。安いしね。
こ~ゆ~大人が僕は好きです。
本物のセンス。磨いていきたいですね。
それでは今回はこの辺で。
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村上ちひろ
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